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夜間対応型訪問介護を廃止

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    3A
  • 11月11日
  • 読了時間: 1分

夜間対応型訪問介護を廃止とは

厚生労働省は2027年度に控える次の制度改正で、介護保険サービスの「夜間対応型訪問介護」を廃止する方針を固めた。10日に開催した審議会(社会保障審議会・介護保険部会)で提案し、大筋で了承を得た。


類似の「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」と統合する。来年の通常国会に提出する介護保険法などの改正案に盛り込み、早期の実現を目指す。限られた人材や地域資源の有効活用、日中・夜間を通じたサービスの一体的な提供につなげる狙いがある。


厚労省は両サービスの統合に向けて、「必要な人員の確保や認知度の向上など、利用者・事業者への影響に十分配慮する必要がある」と説明。「一定の経過措置期間を設けたうえで、人員配置基準や報酬について特例的な類型を設けることが考えられる」とし、2027年度の報酬改定に向けて具体的な検討を進める意向を示した。


「夜間対応型訪問介護」は、これまで繰り返し「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」との機能の重複が指摘されてきた。これを踏まえ、厚労省は2024年度の報酬改定で「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」に夜間区分を新設。両者の統合を見据え、基準の整合などを段階的に進めてきた経緯がある。

 
 
 

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